浅間高原の滝 2

魚止めの滝（栗平）

　浅間大滝と同じで、左手に『浅間大滝』の看板があります。表示板の指示通りに進むと、車をとめることのできる場所に出ます。二つの滝が隣接していますので、ふたつとも訪れるのがオススメです。左手に下っていくと『魚止めの滝』にいくことができます。

• 　約１０メートル
• 　約５分
• 　熊川
• 遊歩道が整備され、つづら折からも滝を見ることができますが、階段を下りると滝壺に着きます。

●「浅間大滝」の下流に位置する滝です。幾重もの岩場の段差を清流が滑り落ちてきます。大きな段差は３段とも４段とも言われています。その白い波頭はレースのながれのように見え、優美な表情を見せます。白い水しぶきと澄んだ水が折り重なって、段を降ってくる様子は美しい絵のようです。周辺は木々につつまれ、新緑や紅葉のころは、滝のしぶきがいっそう映え、浅間高原の絶好の撮影スポットのひとつといわれています。

　車をとめる場所からは、なだらかな下り坂が続き、折り返すと滝の全貌が見えてきます。滝つぼに降りるには、ちょっときつい階段が待っています。手すりはついていますが、年配者の方にはきついかもしれません。体力の過信と、無理は禁物です。上からでも十分滝の素晴らしさは満喫できます。あまりに近づきすぎるのもどうかという意見もあるようです。

　もともとこの「浅間大滝」「魚止めの滝」は、私有地内になります。地権者の方の好意で開放されている場所です。ゴミの投げ捨てや、河川及び周囲を汚す行為はくれぐれも慎んでください。