浅間高原の滝 5-A 不動の滝

浅間高原の滝 5-A

不動の滝(滝原)

未整備

場所 未整備の滝に関する注意事項は、前述の「仙峨滝」に同じです。場所も、仙峨滝の上流に位置し、それほど距離は離れていませんが、川をたどって行くことは不可能です。下流からは「仙峨滝」の滝面を登ることはできませんし、川沿いの道も通じていません。上流の「不動の滝」からも「仙峨滝」へは直接降りることはできません。一度川沿いの斜面に戻り、迂回するように回り込まなければなりません。滝原の集落には一番近いところにある滝です。以前、上毛新聞発行「ぐんま滝めぐり九〇選」にも選ばれたことのある、まったく荒らされていない未整備の滝です。なお、熊川は名前の通り、例年『熊』の出没が目撃されています。熊よけの鈴は必ずつけてください。*駐車場、滝への道ともに整備されていません。

不動の滝 写真2

不動の滝 写真3

●「不動の滝」は、水量が多く、岩肌を切り取るように直線的に折れ曲がって滝つぼに注いでいます。滝の注ぎ口ですぼめられた流れが、力強く流れ、滝つぼ上方6~7メートル位の位置にある岩肌で、逆「く」の字に方向を変え、滝つぼに注いでいます。とても男性的な力強さを感じる滝で、黒光りした岩肌と白濁した滝の流れが美しいコントラストを描いています。「不動の滝」は川を伝わっては登れない、降りられない凛(りん)とした滝です(登山用のザイル・縄があれがなんとかなるかも?)。