浅間高原の滝 3
北軽井沢の信号を県道235号線に入り、約3キロほど進むと、「桜岩地蔵尊・道しるべ観音」があり、そのちょっと先に「古瀧花木野草苑」の看板があります。北軽井沢と嬬恋村の境界に位置します。滝はこの苑の中にあります。入苑料は500円(食事をすると1部払い戻されます)です。苑内は、四季折々に咲く野草や花が見られるように整備されています。駐車場完備。
●上流にある「王領地」の湧水(わきみず)が源流ともいわれています。浅間火山ロームの地層がむき出しになった岩肌を、豊富な水量が一気に流れ落ちます。群馬名爆百選にも選ばれた、小ぶりな滝らしい滝といえるかと思います。なにより、子供づれから年配者の方まで、気軽に滝を見て、苑内を散策できるのがオススメです。
木々に囲まれた閑静な苑内には、数百種類の野草があり、主だった山野草には表示版が整備されています。広い園内の遊歩道には、花や野草にちなんだ名称がつけられ、散策ができます。
昔からこの滝は有名だったようで、この滝に惹かれた人も多かったようです。かつては、公有地(村?国?)だったようですが、戦後払い下げがあり、私有地になりました。その後、現在の持ち主が、浅間高原の自然を守り、後世に伝えたいと思い、滝と川を中心に苑内の整備をしました。苑内の川で魚釣りもできますが、一般の河川と同様に釣り券が必要となります。