9月19日に開催した第1回北軽井沢わくわくフェスタ『北軽グルメレシピコンテスト──スープの部』で、見事金賞に輝いた群馬県立長野原高校「Big Smile」をレポートしました。
長野原高校『Big Smile』は、必修授業の「家庭総合」から生まれたグループで、全国高校生対抗ごはん DE 笑顔プロジェクト選手権に参加しているグループです。メンバーは高校3年の竹渕悠里さん(長野原町)、永谷茜さん(草津町)、秋田夏美さん(草津町)の3人で、今回のわくわくフェスタ以外にも、各種の料理コンテストに出品しています。また、今月3日に行われた長野原町の文化祭にもクッキーを出品していました。
今回のグルメコンテスト出品のきっかけは、これまでの長野原高校の実績を知っていた町から声がかかったこと。3学年で6学級の小規模な普通高校でありながら、これまで、「群馬ふるさとレシピ大賞」などの料理コンクールに何度も入賞しています。今年は、家庭総合の中のもうひとつの主力、生活部が、第7回絵画キルト大賞(主催;長野県諏訪市原田泰治美術館)に応募して、「羽ばたけ賞」を受賞しました。
わくわくフェスタ実行委員会から声がかかった『Big Smile』のメンバーは、山崎智子先生の指導を受けて、出品作の構想に入り、試作を繰り返し、約2週間かけて今回の『キャベツラビオリ入り 北軽開拓の元気スープ』を完成させました。コンテスト当日は、朝早くから「ラビオリ」をつくり、時間ぎりぎりで会場入り、無事審査に間に合いました。
そして、料理プロデューサー日出山みなみ委員長の審査を受け、見事金賞を受賞しました。「北軽井沢の野菜、牛乳を利用して、元気の源となるスープを考えました」とアピール、さらに北軽井沢の名物になるように、北軽井沢の自然や大地が育んだ食材を全国に発信したいという元気あふれるアピールも高評価につながった模様。
メンバー3人とも、小さい頃から料理が好きで、将来の進路も『食』関係に就くことを希望しています。ダムの問題などもあり、なんとなく沈んだ雰囲気の長野原町、「こんどテレビでも紹介されるんですよ。私たちのこうした小さな活動でも注目されれば、元気の芽になるかもしれませんね」と『Big Smile』のメンバーは言っています。「せっかく金賞になったのだから、どこかのお店で改良してメニューに入れてくれないですかね?」こんな声もあがりました。
もし、このホームページをご覧になって興味、関心をおもちになった方は『じねんびと』ホームページ、もしくは北軽井沢コンソーシアム協議会事務局佐藤(電話/FAX:0279-84-4142)へ御連絡をください。また、今回の北軽井沢わくわくフェスタ『北軽グルメレシピコンテスト──スープの部』の各出品作のレシピは、各スープの写真をクリックしていただけるとご覧になれます。各出品作へのお問い合わせも、本ホームページか、上記連絡先へお願いします。
出演者の皆さん