『まぼろしの北軽井沢駅弁』が優秀作品に!! 商品化へ向けて読者投票に御協力を!! -ぐんまの物語弁当コンテスト-

 先月(2月)に締め切られた、物語性のある弁当のアイデアを募集する「ぐんまの物語弁当コンテスト」に応募した、北軽井沢の4チームの中から、優秀作品が1点選ばれました。
2次選考進出 優秀作品

 今回のコンテストは「自然・伝承・文化編」をテーマに募集したもので、群馬県内各地から675点の応募があり、その中から2次選考に進む12点の優秀作品が選ばれました。その中に、先日お伝えした北軽井沢4チームのひとつ『まぼろしの北軽井沢駅弁』(北軽井沢NSP/代表:五十嵐尚子さん)が、見事優秀作品に選ばれ、2次選考に進むことになりました。

 2月28日(月)に上毛新聞本社で行われた選考委員会では、応募作品を「物語性」「地産地消度」「アピール度」などから選考しました。選ばれた12点の作品は、3月10日付けの上毛新聞「みのりくらぶ特別号」で紹介され、読者投票などの2次選考を経て、3月下旬までに大賞3点(商品化)と、協賛各社の冠賞9点などが決定します。大賞の3点に選ばれると「たかべん」「おぎのや」「登利平」などの業者によって商品化され6月中に販売される予定です。7月に開幕する「群馬ディスティネーションキャンペーン(DC)」などでの活用が期待されます。

草軽電鉄
吾妻から北軽井沢へ向かう上り列車
提供:黒岩謙氏

 今回選ばれた『まぼろしの北軽井沢駅弁』の特徴は次のとおり。〈昭和35年に廃線になった高原列車「草軽電鉄」。草津-軽井沢間をゆっくり時間をかけ走っていた。車窓から望む高原の豊かな自然が旅人の心を癒してくれた。そんな草軽電鉄の旅で食べてうれしい駅弁をイメージした。おにぎりで雄大な浅間山を、その色合いで四季を表現した。春は町の花-紫つつじを古代米で、夏は高原の緑をよもぎで、秋はからまつの黄金色を玄米で、冬は雪の純白をゴロピカリで表現した。上州銘柄豚と北軽井沢チーズのロールカツで切り株を、きんぴらで枕木を、こんにゃくで車輪を、特産のじゃがいもで切符を表現した。〉(応募書類・弁当の特徴より引用)。

 さらに、容器・パッケージについても「昔の旅人がお弁当を笹の葉などでくるんで持ち歩いたように、おにぎりにピッタリくるように自然素材の容器を使用する。おにぎりをくるむのに熊笹を使用する」と提案するなど工夫されたものです(写真参照)。

 北軽井沢から、長野原町から名物弁当が生まれる絶好のチャンス! みなさんぜひ読者投票に御協力ください。

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