◆商品化をめざします!◆「ぐんまの物語弁当コンテスト」に北軽井沢の4団体・個人が出品

 群馬県のブランド力をアップさせようと、物語性のある弁当のアイデアを募集する「ぐんまの物語弁当コンテスト」に、北軽井沢の四つの団体・個人が参加することが決まり、2月7日に試食会が行われました。

 参加の呼びかけは、地域活性化に取り組む北軽井沢コンソーシアム協議会呼びかけたもの。昨年開催した『わくわくフェスタ』グルメレシピコンテストへの参加者を中心に呼びかけました。

 群馬県、JR東日本、JAグループ 群馬などでつくる実行委員会が主催するもので、応募用紙に必要事項(1. 弁当のネーミング、2. 氏名・グループ名、3. イラストまたは写真、4.容器・パッケージのアイデア、5. 題材、6. 弁当の特徴、7. 料理のレシピなど)を記入し、イラストか写真を同封し応募するというものです。

 今回は、写真撮影を兼ねて、試作した弁当の試食会を行いました。別表にそれぞれの特徴をまとめていますが、多くのアイデアに富み、味の方もコンソーシアムの折り紙つきです。今回のコンテストの応募〆切は、今月15日まで。出品を考えていらっしゃる方はお急ぎください。問い合わせは下記ホームページまでどうぞ。

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弁当名 個人・グループ名 特徴
浅間山弁当
浅間山弁当
高橋 芳美さん *北軽井沢から望む浅間山の雄大な風景をイメージしてつくったお弁当。鶏そぼろで浅間山の溶岩でゴツゴツした山肌を表現し、玉子そぼろで一面に広がる菜の花畑を、きんぴらごぼうで唐松林を、千切りレタスで広大なキャベツやレタス畑を、花豆、こんにゃくで地域独特の浅間石を表現しました。味はしょうゆをベースに、こんにゃくはピリ辛にし、トマトはドレッシングで食味を少し変えました。
アサマウンテン弁当
アサマウンテン弁当
堀江 知子さん *浅間山の雄大さや荒々しさを地元のおいしい素材を多く取り入れて、お弁当で表現してみました。焼きおにぎりは、地元の味噌、クルミ、ネギを使って浅間山の荒々しさを、のりを巻いたおにぎりは、マグマに見立てた梅干をいれ、浅間山の雄大さを表現しています。地元のおいしいジャガイモで丸いコロッケを作り溶岩を、ブロッコリーで木々を、この地域の特産品の花豆で浅間石を表現しています。
ハイジのポケット弁当
ハイジのポケット弁当
MUSIK(ムジーク)
(代表:内田外茂代さん)
*童話作家、詩人で有名な岸田衿子さんは、北軽井沢の自然をこよなく愛し、人気アニメ「アルプスの少女ハイジ」の主題歌の作詞を手がけました。そのハイジが北軽井沢の高原でのピクニックにもっていくようなお弁当を表現しました。"ハイジといえば白パン"にちなんで、パンは白く焼き上げ、ハイジの可愛らしさをイメージしてポケットパンにしました。具は榛名鶏、赤城牛、浅間の卵を使用し、ゼリーには北軽井沢特産の花豆と牛乳にこだわりました。
まぼろしの北軽井沢弁当
まぼろしの北軽井沢駅弁
北軽井沢NSP
(代表:五十嵐尚子さん)
*昭和35年に廃線になった高原列車「草軽電鉄」。草津~軽井沢間をゆっくり時間をかけて走っていました。車窓から望む高原の豊かな自然が旅人の心を癒してくれました。そんな草軽電鉄の旅で食べてうれしい駅弁をイメージしました。おにぎりで雄大な浅間山を、その色合いで四季を表現しました。春は町の花「紫つつじ」を古代米で、夏は高原の緑をよもぎで、秋は唐松の落葉の黄金色を玄米で、冬は雪の純白をゴロピカリで表現しました。上州銘柄豚と北軽井沢チーズのローカツで切り株を、きんぴらで枕木を、こんにゃくで車輪を、特産のジャガイモで切符を表現しました。