十年後の北軽井沢・応桑と私

◎十年後北軽井沢・応桑はどうなっている
　小さな学校だらけだから、児童数はまちがいなく、減っていると思います。応桑は、北軽に比べて、人が訪れるのは少ないので、それ程変化は無いと思います。北軽は観光地なので、色々なものが変わっていくと思いますが、私は、いまのままの応桑、北軽であってほしいと思います。変わっていくのは、ものだけではなく、気候や景色もです。昔はよく雪が降って、あたり一面がまっ白になったり、高くつもったりしていましたが、最近は、それがすごくまれになった気がします。このまま進んでいけば、いつかは雪が降らなくなってしまうかもしれません。夏の気温も、年々、三十度をこすことが多くなっています。地球温暖化の影響も、私が住んでいる地域に、目に見える変化を、およぼしているのです。地球温暖化の問題は、日本中の人々が、力を合

わせないと、どうしようもないですが、児童数の減少はどうにかくいとめていきたいです。そのためには、今、子どもとして、この応桑、北軽の人たちが、十年後の応桑、北軽をつくっていくのが、大切だと思います。移り住んできた人たちに、この地域を変えていくことはできません。だからこそ、私たちがこののどかで、緑あふれる応桑、北軽を守っていかなければいけないと強く思います。

◎十年後の私はどこにいて、何をしている
　たとえどんな仕事をしていても、この応桑に住みたいです。この地域が大好きだし、前にも書いたように、今、ここに住んでいる子どもたちが、大人になって、この応桑と北軽を守っていかなければいけないと思うからです。小学生がやっている、ごみ拾い活動に参加したり、自分でゴミを捨てないなど、小さくてもできることは、たくさんあると思います。