第4・第5セッション 公開講座レポート
群馬大学社会情報学部の移動開設型サテライト大学院公開講座『地域づくりと意思決定プロセス～北軽井沢の活性化を事例として～』の第４・５セッションが６月３日（木）、４日（金）に１９名の参加の下、北軽井沢研修センターで開催されました。この講座は、昨年開催された講座の続きで、まとめた成果を取り組むべきプロジェクトが何かを最終的にまとめ上げる内容です。
４つのグループに分けられた受講生が「集団討論構造化手法（通称:YT法）」という手法を用いて、「戦略の体系化」「実施計画の策定」という２つのステップについて討議しました。この手法では、少数意見を切り捨てずに全員の意見から全体の意見にまとめ上げる手法を学びました。
グループ討議では昨年出された様々な意見から、具体的に何を実施すればいいのか。具体的取組みには、実施するには難しいもの、容易なもの、重要なもの、それほど重要ではないもの、様々な解決策がある中で、何を優先的に考えて実施して行けばいいのかが説明されました。講座で出てきたアイデアは今後コンソーシアム協議会が活動していく上で活用されることが期待されます。
