誰でもできる注目のスポーツ 北軽にも登場! ノルディック ウォーキング(ポールウォーキング)

 快晴の12月5日、浅間牧場Googleマップ)の中をウォーキングする一団がありました。散策にはもってこいのお天気、足取りも軽く、両手にスキーのストックのようなものをもって闊歩(かっぽ)していました。北軽ではあまり見かけないウォーキングスタイルなので、話を聞いてみました。

ポール 「ノルディックウォーキングといいます。ポールを両手で持って、歩行運動を補助し、運動効果をより増強するスポーツレクリエーションです。長野県や隣の草津町などで徐々に人気があがっています」と、今回企画した星勝実さんが教えてくれました。

 このノルディックウォーキング、調べるとフィンランド生まれのスポーツで、最初は北欧のスキーヤーの夏の間の体力維持・強化トレーニングとして行われたものだといいます。その後、ポールを持って丘を歩く方法が確立し、ポールを使うことで、下肢への負担が軽くなるため、年齢性別を問わず誰でも気軽に楽しめるスポーツとして注目を集めています。

コースイメージ  今回のウォーキングは、星さんがノルディックウォーキング指導者の資格を取得したので、勤務先のプレジデントリゾート軽井沢の従業員によびかけ開催したもの。同社近くの入口から、天丸山を経て、牧場売店までのコースでした。話を聞いて参加したという同社のお客様、高木さん(77歳) は「今回はじめてノルディックウォーキングに参加しました。普段もウォーキングはしていますが、こんな景色の良いところで軽快に歩けて、気分爽快ですよ」と感想を語ってくれました。

「これから定期的にノルディックウォーキングを企画していきたいですね。弊社だけでなく、北軽井沢地区全体にノルディックウォーキングが広がると良いですね」星さんの抱負です。

 フィンランドでは総人口の16%以上の人が週1回ノルディックウォーキングをしているといわれています。『フィンランド-森と暮らしの文化展』を開催中の北軽井沢ルオムの森でも、来春にかけて、ノルディックウォーキングの大会、講習会を計画中です。

 アスリートの強化トレーニングから、フィットネスレベル、ヘルスレベル、リハビリレベルなど、自分にあったウォーキングを楽しめるスポーツです。北軽井沢の風と光と、景色を楽しめて、健康になれる、北欧フィンランド生まれのスポーツの輪が広がるといいですね。