長野原町西中学校前の応桑用水貯水池に今年も、コハクチョウがやってきました。西中の生徒さんの話によると、コハクチョウを確認したのは、今月27日の土曜日で、4羽が飛来したとのこと。
現在、続々飛来数が増えています。毎年、11月下旬になると、国道146号線を少し入ったこの応桑用水の貯水池に、純白の羽根を休めるコハクチョウを見ることができます。
このコハクチョウは、ユーラシア大陸と北アメリカ大陸の北極圏(ツンドラ地帯)からシベリア、北海道を経て、長野原町へやってきたようです。その移動距離はなんと4,000キロに及ぶといわれています。11月下旬から2月下旬~3月中旬頃まで越冬し、北海道を経て、繁殖地のツンドラ地帯へ戻っていきます。家族で群れをつくるといわれているので、今年訪れたコハクチョウの中には、今年生まれたニューフェースも混じっていると思われます。
春までゆっくりと過ごし、元気な旅立ちを見守りたいですね。