自然が豊かな北軽井沢地域、農業、酪農が盛んです。食への関心が高まるなか、自分たちの生産したものを自ら販売する『直売所』が、注目を集めています。そこで今回は、北軽井沢の国道146号線沿線の直売所を取り上げてみました。ドライブや・旅行のお土産として、毎年おなじみの直売所を訪れる方も増えています。食の安全が問われる昨今、生産者の顔が見える安心・安全な直売所を訪ねてみてはいかがでしょうか?
このサイトでの直売所は「地元の農産物などを取り扱う直売所」を示しています。
1.北軽井沢地区直売所の特色
今回取り上げた直売所は、16軒です。長野原町の農業生産者が営業しているところがほとんどですが、なかには、ソフトクリームがメインの『みるく村』、浅間石を販売する『しゅみの店サトウ』、植木や山野草を主に扱う『小林造園塗装』などの特色ある直売所もあります。
北軽井沢地区の直売所は「地産地消」などと叫ばれる以前から、営業しているところも多くあります。無店舗販売の『スタンド形式』からスタートしたものと、散策やドライブの疲れを癒していただこうと『茶屋』としてスタートしたものがあるようです。茶屋からスタートしたお店では、一服できるスペースと、その場で食べられる焼きとうもろこしが大好評です。
2.新鮮・安心な農産物
農産物の直売所のメインはほとんどが、地元で取れた朝取り野菜です。有機農法、自然農法、無農薬、減農薬と『安全・安心』な農産物を提供しようと、各々の生産者がいろいろ工夫をこらしています。とくに北軽井沢地区の直売所では、トマトがお買い得! スーパーなどの店頭では完熟のトマトは、ほとんど並ぶことはありません。だいたい熟す前の段階で出荷され、店頭に並ぶころ赤みがつくのが一般的です。
しかし直売所では朝収穫した完熟したものが店頭に並ぶわけですから、同じ野菜でも味や、鮮度が全然違います。ただそのため規模の小さなお店では、午後一番で売り切れてしますところもあるようです。また、完熟してすぐ食べられるものが多いので、賞味期限が短かったり、腐りやすかったり、虫が沸きやすいといったこともありますので、お店の人に保存方法や注意事項を良く聞いておいた方が良いでしょう。
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